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ファニチャーダイレクトジャパンがお届けするコルビュジエデザインによる家具のラインアップ。
マエストロ、コルビュジエは75年前パリ秋季展においてそのモデルの大半を発表しました。
アイテムコードLCはル・コルビュジエのイニシャルをフィーチャーしたものです。 |
近代建築の巨匠、家具の傑作を生み出した ル・コルビュジエ
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ル・コルビュジエ |
Le Corbusier
(Charles Eduard Jeanneret.1887.10.6-1965.8.27)
本名 シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ
今日モダン・クラシックとして生産されているコルビュジエの家具は、ほとんど1928年にデザインされました。 「回転背もたれ式の小型肘掛け椅子」「安楽椅子」「休息機械」「ガラス板付きの大型テーブル」「肘掛け付き回転椅子」などがあります。これらモデルのデザイナーとしてはル・コルビュジエのほかに従兄弟のピエール・ジャンヌ(営業的な業務も担当)と、1927年に二人の事務所に加わったシャルロット・ペリアン(デザイン作業に関わる)が挙げられます。 さらに絵画や彫刻、都市計画などの分野で多彩な才能を発揮しました。ロンシャン礼拝堂、ラ・トゥーレットの修道院など打ち放しコンクリートによる分厚く重たい造形の作品を作り上げ、これらの作品はブルータリスムと呼ばれ、世界の建築界に大きな影響を与えました。 日本では上野にある「国立西洋美術館」が彼の唯一の作品。 |
略 歴
1887年 スイス・ジュラ地方ラ・ショー=ド=フォンで生まれる。 |
1906年 初めて住宅《ファレ邸》を建設。 |
1925年 住宅の実作(エスプリ・ヌーボー館)高層化による日照問題を扱った「パリ市区改革案」を提案。 |
1927年 ジュネーブ国際連盟本部のための競技設計案。 |
1937年 パリ万国博に《新時代館》建設。 |
1947〜1952年 マルセイユの巨大集合住宅《ユニテ・ダビタシオン》の建設。 |
1955年 ロンシャンの教会堂《ノートルダム・デュ・オー》竣工。 |
1957〜1960年 トメニヤン修道院。 |
1964〜1960年 チューリッヒセンター。 |
1965年 南フランスのロクブリュヌ=カップ=マルタンで没。 |
1887年、スイスの山あいの小都市に生まれたル・コルビュジエは地元の工芸学校を卒業したのち、ペレやベーレンスのアトリエで建築の修行を積み、1922年にパリの従兄弟のピエール・ジャンヌレと共同で建築事務所を設立。ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸、サヴォワ邸などの新しい技術を活かした明るく清潔な住宅空間の創造に努める。
やがて「CIAM(現代建築国際会議)」の主唱者として世界の建築をリードする活動を行い、超高層ビルのプロジェクトや都市計画を打ち出す。第2次世界大戦後には、人体の寸法に比例を組み込んだ独自の尺度「モデュロール」をあみ出し、この尺度を用いたユニテ・ダビタシオン(集合住宅)を手掛ける。
そのほか、チャンデイガールの公共建築群、ロンシャンの礼拝堂、ラ・トゥーレットの修道院など打ち放しコンクリートによる分厚く重たい造形の作品を作り上げ、これらの作品はブルータリスムと呼ばれ、世界の建築界に大きな影響を与える。1965年に77歳の彼は南フランスの地中海で海水浴中、心臓マヒを起こして死亡。 |
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LC2 Le Corbusier,Pierre Jeanneret,Charlotte Perriand(1928)
(ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン)
写真は彼の代表作LC2。スチール脚はクロームメッキ、シートは黒革張り。クッションはゆとりをもって脚枠にはめ込まれている。古い写 真ではクッションはもっと柔らかく、しなやかで無造作な感じで、現代の作品ほどつるつるで硬い感じではない。この構造上の特長は、L状のシートフレームを簡単な溶接だけで丸いパイプと接続してある点にあるとされている。
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