「グランドコンフォート」LC2(1928)
金属パイプのフレームに革のクッションを
はめ込む様式のソファ。単純な構成で最
大の快適さを形づくるコルビュジエのねら
いは「大いなる快適(GRAND COMFORT
)と名付けられたところからもうかがえる。
「グランドコンフォート」LC3ソフト(1928)
大型ソファの基本モデルLC2をより広く低
くモデファイしたものがLC3であるがこの
ソファには丸みをおびたラウンド型クッシ
ョン仕様のモデル、LC3ソフトがある。
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Le Corbusier
近代建築の巨匠。家具の傑作を生み出した
ル・コルビュジエの代表作を集めました。
直接コンテナによってヨーロッパ本国(EU圏)
と同じプライスでお届けします。 |
「シェーズロング・ア・リグレージ・コンティニュ」
LC4(1928)
この傾きが連続的に変わる寝椅子、はコルビュジエ
の独創性と革新性をあますところなく伝えている。
伝統的なロッキングチェアに変わるこのまったく新し
い安楽椅子を彼は好んで「休息機械」と呼んだ。
「バスキュラント」LC1(1928)
一般的にはスリングチェアの名前で有名なこの椅子は
疲れないように背が回転して傾斜角度がかわる。かつて
イギリス陸軍がインド駐留中に使用したサファリタイプ
の椅子にヒントを得たと言われている。可動する背もた
れを、バスクール・ブリッジ、いわゆるハネ上げ式の橋
にたとえて「ドシエル・バスキュラント」と呼ばれてい
る。ドシエルは背もたれ(英訳:back)のこと。
「グランドコンフォート」LC3(1928)
LC2のワイド・アンド・ローバリエーション。
ボリュームあるクッションとシャープなフレーム
との対比はこのソファのくつろぎ感をより印象付
けている。 |
「トゥールナント」 LC7(1928)
1929パリ。サロン・ド・オータンで発表され
たシリーズのひとつでダイニングやレセプ
ション用に設計された回転椅子である。背
もたれと肘掛が一体化されていること、360
度旋回すること、小型椅子でありながら肉
厚で快適なことは現在でも驚きに値する。
「タブレート」 LC8(1928)
正式の名称はトゥールナント・タブレート。
LC7から背もたれをとっぱらったものがLC8
である。タブレートはフランス語でスツール
の意。
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「タブルー・デ・アビヨン」
LC6(1928)
かなり早い時期からコルビュジエはテーブル
の脚として航空機用の既存鋼型材を使用する
ことを考えていた。コルビュジエの言葉を借
りるならば「タブルー・デ・アビヨン!! 」
(英訳 : Table of aeroplane)
文字通り飛行機部品で作り上げたテーブルと
いうことである。まさにエキップモン!!! |
「タブルー・デ・クリスターロ」
LC10(1928)
ル・コルビジエと、彼のスタッフであるピエール
・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンがデザイン
したあらゆる家具にマッチング させるためのテーブ
ルシリーズ。高さの低いものは ソファに、高いもの
はダインニングチェアに組み合 わせる。
シンプルで無機質なイメージゆえ上質でバ ランスの
よいコーディネイトが可能だと納得できる。 |