Midcenturyとは・・・ ミッドセンチュリーとは世紀の半ばという意味(直訳)です。1950年代を中心に1940〜60年代の事を言います。 その当時作られた家具の椅子やテーブルが今、人気復活。その当時作られたモノを ミッドセンチュリーのものと言う方が多い今日この頃です。
ミッドセンチュリーを語る上で重要な人物はイームズ夫妻を始めとするデザイナーがいました。
ハリー・ベルトイア、ジョージ・ネルソンやイサム・ノグチ、アレキサンダー・ジラードなど。また、チューリップチェアで有名なサーリネンがいました。 その他に北欧の巨匠アルネ・ヤコブセンやその弟子パントンや 日本人では柳宗理が有名です。
ハリー・ベルトイア:椅子のシート部を3次元の曲面 で表現することの多かった1950年代、 ハリー・ベルトイアは金属彫刻家としての経験を生かし、 成形合板でなくスチールワイヤーによるシェル構造で椅子をデザイン。
イームズ夫妻(チャールズ&レイ・イームズ) :ミッド・センチュリー・モダンの巨匠と呼ばれている イームズの活躍の幅は、 ファニチャーのデザインにとどまらず、 記録映画の制作や万国博覧会のプランニングなども 行い、多方面にわたるものでした。イームズ ラウンジチェア&オットマン やアルミナムチェアは有名。
柳 宗理:バタフライスツール 日本人の誇るデザイナー。この人のスツールは椅子というよりオブジェかも。
アルネ・ヤコブセン:セブンチェア Egg スワン アントチェア
1950年代にデンマーク家具に大きな影響を与えた代表作。
少ない部材で低コスト化とシンプルさを追求した軽量椅子。
三次元成型合板の美しい形態が高く評価されている。
ヴィルナー・パントン:パントンチェア ハートコーンチェア
近未来的というか奇抜まさしくオースティンの世界(笑)テキスタイルが有名です。
エーロ・サーリネン:チューリップチェア この人の作る足は芸術です。
剣持 勇:アームレスチェアC-3160 籐でこんな椅子が作れるから驚きです。和の心あふれる作品です。
ジョージ・ネルソン:マシュマロチェア ホップアートとしての斬新さを提唱したカラフルな家具。ミッドセンチュリーの父的存在。
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